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ぎっくり腰は病院に行く?それとも整体やカイロ?【FAQ】
再発するぎっくり腰でお悩みの方からお問い合わせをいただきました。

ぎっくり腰については同じようなお問い合わせがとても多いので、解説を加えた上で回答を共有させていただきます。
誰に見てもらえばいい?再発は予防できる?
10年ほど前から定期的にぎっくり腰を繰り返しており、年に1~2回の頻度で痛みが出ています。そのたびに、病院・整骨院・鍼灸・カイロなどのどこに行くべきか迷ってしまい、根本的な対処ができずにきました。
今回は、朝起きる時や靴下を履く時など、ちょっとした動作でも痛みが出るようになり、仕事や日常生活にも支障が出ています。そもそも原因は何なのか、動いていいのか安静にした方がいいのかもわからず、不安を感じています。
今後再発を防ぐためにできることがあれば、アドバイスもいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
当院からの回答

ぎっくり腰の疑問についてお答えします
突然腰が痛くなったとき、「これはぎっくり腰かな?」と思いつつも、まずどこへ相談すればいいのか悩まれる方は多いと思います。今回は、ぎっくり腰の対応についてお話しします。
1. ぎっくり腰ってそもそも何?
いわゆる「ぎっくり腰」は、正しくは急性の腰痛と呼ばれるもので、筋肉や関節、靱帯などが急に負荷を受けた結果として発生する痛みのことです。くしゃみや中腰での動作、体を捻った時など、何気ないきっかけで起こることが多く、動けなくなるほど強い痛みになる場合もあります。
*実は院長の近江もなったことがありますが、その時は「掃除機をかけている時」「布団をたたんでいる時」でした。
2. まずは病院へ
痛みが強く、しびれを伴う場合や動けないほどの場合は、まず整形外科などの医療機関で検査を受けることをおすすめします。骨折やヘルニアなど、重大な疾患が隠れている可能性もあるからです。
一方で、レントゲンなどでは異常が見つからなかったり、「安静に」と言われたままなかなか改善しない場合、身体の機能的な問題を整える整体やカイロプラクティックといったアプローチも選択肢になります。
当院では、カイロプラクティック+エクササイズ、そして軟部組織への施術やセルフケア指導を組み合わせ、再発を防ぐためのアプローチも行っています。
3. 安静にすべき?動いたほうがいい?
以前は「とにかく安静に」と言われていましたが、近年では、多少痛くても少しずつ動かした方が回復が早まるという報告もあります。
無理に動く必要はありませんが、寝たきりにならないようには気を付けたいところです。どの程度動いてもいいか、運動やスポーツをしても大丈夫かの判断は専門家のアドバイスが必要なところです。
再発防止のためにできること
ぎっくり腰は一度なると癖になる、と言われることがあります。確かに、原因となる動きや姿勢を繰り返すと再発する可能性は高まります。

1. 日常の動作を見直す
中腰や前かがみの姿勢での作業、長時間のデスクワークなど、腰に負担のかかる動きは多くあります。普段の自身の身体の状態を知りつつ、その状態に合ったセルフケアを学んでおくことが大切です。
2. 体幹~殿筋群を鍛えるエクササイズ
腰を守るためには、深部腹筋や中殿筋など骨盤帯周囲の筋肉がしっかり働くことが必要です。こちらも自身に合ったレベルのエクササイズを継続し、段階的にレベルアップさせていくことが、再発予防につながります。
3. 身体のバランスを整えるケア
骨盤帯や背骨のバランスがくずれると、腰に負担が集中しやすくなります。定期的に専門家にチェックしてもらうことで、状態を整え、腰に負担がかかりにくい身体づくりを目指すことが大切です。
まとめ
ぎっくり腰は誰にでも起こりうる急な痛みです。まずは症状の程度を見極め、必要に応じて医療機関を受診するようにしてください。そのうえで、痛みの出にくい身体を作るためには、姿勢や動作の見直し、筋力強化、そしてバランス調整が大切です。
当院では、痛みが出た後のケアだけでなく、再発を防ぐためのサポートにも力を入れています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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