カイロプラクティックとNFL(アメリカンフットボール)


このブログを書いているのが2020年の2月、第54回スーパーボウルが開催されたタイミングです。(写真は関係ないです)

 

*スーパーボウルとはアメリカのプロアメリカンフットボールリーグであるNFLの優勝決定戦のことです。全米で多くの人が観戦します。実際の試合会場で生で観戦できる人はかなりラッキーで、チケットが高いだけでなく、なかなか手に入りません。

人生のうち1度はスーパーボウルを生で観戦したい、という夢をもっている人も少なくありません。

 

今回の試合は、カンザスシティ・チーフス vs. サンフランシスコ・49ersで、チーフスの勝利・優勝で幕を閉じました。

 

日本人カイロプラクターの活躍


そんな中で嬉しいニュースが日本でも流れていました。

 

「誰にでもチャンスはある。」スーパーボウルのサイドラインに立った日本人が伝えたいこと

*ハフポスト日本語版、2020年2月4日より

 

49ersのチームカイロプラクターである、原田さんがインタビューを受けた記事です。

 

NFLのチームにはそれぞれカイロプラクターが何かしらの形で関わっていて、選手達にケアを提供しています。

 

各チームのカイロプラクターを中心に作られたProfessional Football Chiropractic Society (PFCS)という組織があり、そこの情報をフォローしていたので、日本人みたいな名前の方がいるな~とは思っていましたが、本当に日本の方でした!お会いしたことはありません。

 

NFLのチームにスタッフとして関わるだけでもすごいのに、スーパーボウルにまで出場できるのは本当にすごいことです。

以前デンバー・ブロンコスのカイロプラクターであるDr. Leahyとお話しさせていただいた時も「あれは素晴らしい経験だった!」とおっしゃっていたのを思い出しました。

 

ご活躍やリンク先の記事をみて、勝手にですがとても嬉しく思いました!

 

プロフットボールカイロプラクティック


PFCSのウェブサイトに、「NFLにおけるカイロプラクティック」というページあり、なかなか興味深い内容だったので部分的にですがシェアさせていただきたいと思います。

  • スポーツにおいて、NFLにおいて、大事な選手達へのケアは大切です。昔は"No pain, no gain"(痛みなしでは何も得られない)といった古い考えがありましたが、痛みのメカニズムがわかるにつれて、その原因にアプローチすることのできるカイロプラクティックが取り入れられてきました。
  • NFLのチームで働くカイロプラクターは平均で週に30~50のセッションを選手に提供しています(シーズン中)。
  • シーズンを通して34人*のカイロプラクターが16320~27200のアジャストメントを提供します。

*全32チームにカイロプラクターがいますが、1チームに2人以上カイロプラクターがいる場合があるので

 

Professional Football Chiropractic Society (PFCS)のウェブサイト

 

*2020年2月の時点での上記ウェブサイトに基づいて書かせていただきました。

*米国カイロプラクティック協会のツイッターより転用 (www.acatoday.org)
*米国カイロプラクティック協会のツイッターより転用 (www.acatoday.org)

日本でもカイロプラクティックに対する正しい理解がもっと広まって、スポーツ現場におけるカイロプラクティックという選択肢が増えてくると嬉しいですね。


◎おまけ

 

学生時代にPFCSの主催するセミナーに参加したことがあるのですが、その時の写真をみつけたのでおまけで載せておきます。

コルツのカイロプラクターであるDr. McCrayがチャンピオンリングを付けさせてくれたので記念に撮った写真と、その当時のNFLカイロプラクターとの集合写真です。

 

*若かったのでヒゲやポーズがイタいですが、ご勘弁を!