本題のICCSP取得です。
一般的なICCSP取得の為の手順は以下になります、
- FICSから認定を受けた学校を卒業する
- オンラインのクラスを受ける
- 世界各地で開催されるハンズオンのセミナーに2つ参加する(上肢と下肢)
- スポーツカイロプラクターとしての経験を証明する。以下の①~③のうち1つをクリアすれば大丈夫です。(①自分が経営しているオフィスや院以外の場所でみたスポーツ傷害に関する簡単なケースレポートを最低50提出する、②スポーツチーム、代表チームなどで1つのフルシーズンを通してサポートとしたという証明を提出する、③スポーツ傷害に関するケースレポートを公式の場(学会など)で発表する)
- CPRなどの応急救護に関する有効な資格を保持する
- カイロプラクティックのライセンスを提出する(コピー)
- 登録料を払う
です。
一定のクラスを受けて、試験という感じではなく、卒業後にスポーツカイロプラクターとしてどんな活動をしてきたかという部分をみられているような印象です。
CCSPを持っている場合は若干違います
CCSPを保持していると、上記の条件が少し優遇され、
- オンラインのコースを受ける必要がない
- 上肢か下肢どちらかのハンズオンセミナーに出ればよい
- それ以外は一緒
となります。
そんなワケで、今年(2018年)の4月に家族にムリを言って、オーストラリアはゴールドコーストで上肢のセミナーを受けてきたわけです。
その様子はこちらのブログからどうぞ⇒【ゴールドコースト研修2018】
そして、スポーツカイロプラクターとしての経験に関しては、サポートしている選手やチームに協力してもらいケースレポートを1年くらいかけて集めました。これが思った以上に取得に時間がかかった理由です。といってもケガが無い方が選手にとっては良いことなので、その点は複雑な気持ちでした笑
*ケースレポートには以下のような情報を書きました(競技・年齢・性別・主訴・陽性の検査結果・鑑別評価・評価名・競技に戻るかどうか"Return to Play"・リハビリや施術について)
協力していただいた方々には感謝です。
ICCSPで何ができるの?
そんなワケでなんとか取得したICCSPですが、これがあると何ができるかというと、FICSが提携している国際的なスポーツのイベントにカイロプラクターとして派遣されることに応募・立候補することができます。その際のセレクションはなかなか厳しいものらしいです。
そんなものかと思われるかもしれませんが、まだまだスポーツ業界においてはほとんどなじみのないカイロプラクティック、その発展のために必要な資格と理解していただくと良いかと思います。どの資格もそうですが、取ってからが大事ですよね!
ワールドゲームズやリオオリンピックにおいてFICSからカイロプラクターを派遣することができるようになったのも、ICCSPを取得した先輩方の頑張りによるものなので、将来その一端を自分も担えるように、スポーツカイロプラクティックがより浸透するように活動していきたいと思っています。
ということで、まずは年にいくつかあるイベントに積極的に参加しなくてはいけないので、そちらを直近の目標にして頑張りたいと思います。
イベント自体は世界各地であるので、行ってみたい国に行くのもアリだと思っています笑
質問などあったらお気軽お問い合わせください!!
コメントをお書きください