脚のしびれと聞いて坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか?お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれ、違和感があるのが特徴です。腰痛と共にという方も多いです。
坐骨神経痛という言葉自体は知られているようで「坐骨神経痛なんです」と言ってオフィスに来られる方も少なくないです。
実は坐骨神経痛という言葉の意味は『坐骨神経に何か問題がありますよ』という程度のものなので、実際に何が問題で、何が原因で坐骨神経に影響が出てしまったのかということを詳しく調べなければいけません。
もしあなたが、
- 「病院に行って薬をもらって飲んでいるけど良くならない」
- 「電気が走るような痛みで歩くのもままならない」
- 「坐骨神経痛にカイロプラクティックで何かできるの?」
- 「仕事に支障が出ているが、仕事や職場を変えるのは難しい」
- 「ダイエットのために運動を始めてから痛みが出ました」
といったことでお困りの方は米国国家資格のOUMIスポーツカイロプラクティックがお役に立てるかと思います。
坐骨神経痛の原因って?
坐骨神経とは図の黄色く太い神経のことです。腰椎の3番~仙骨の部分(L3~S3)から出ている神経が合体して脚に伸びていきます。この神経が周りの組織から影響を受けてしまうことで症状が現れます。
また、もう1つの図にあるようにお尻から下半身(特に脚・足の裏側)にかけて症状が出ることが多いですが、必ずしもこのようなパターンになるのではなく、太ももの裏だけといったように1部分だけのこともよくあります。
坐骨神経痛とは「坐骨神経に何か問題があるよ」という意味ですが、その「何か」には以下のようなものが含まれます。
- 【腰椎椎間板のヘルニア】
- 脊柱管・椎間孔狭窄症
- 変形性の関節症(加齢によるもの)
- 脊椎の捻挫
- 【すべり症】・分離症
- 梨状筋などの筋肉による圧迫【梨状筋症候群】
- 【仙腸関節の問題】
- 坐骨神経周辺の筋肉や腱の炎症による影響
- 大腿骨(太ももの骨)の問題 など
若い方の場合はヘルニア、高齢の方は狭窄症などと言われることもあるようですが、OSCでは梨状筋・仙腸関節(骨盤)・大腿骨・過去にヘルニアになったことがある、などが原因の方が多い印象です。
妊娠後期の妊婦さんにもみられることがあります。
OSCでできること
坐骨神経痛は腰の動きで悪化してしまったり、安静にしていても良くならなかったりと日常生活をおくっていく上での障害となってしまうからだの問題です。
原因をしっかりと判断できなかったことで、病院に行って薬をもらったけどなかなか良くならない、治ったと思ったら再発してしまった、悪化したということをとてもよく聞きます。*OSCを利用される方はそういった理由で来られる方が多いです。
また、ネットで調べた運動・エクササイズや間違ったストレッチ方法を実践してしまうことでも悪化してしまうことがあります。
正しい原因をみきわめて、正しい運動やストレッチをすることはとても大切です。
OUMIスポーツカイロプラクティックでは、
- カイロプラクティックでは背骨や骨盤(仙腸関節)など、影響している神経が関わっている部分にもアプローチします。坐骨神経痛の場合はL3~S3です。
- 腰・骨盤・股関節周りには多くの筋肉(梨状筋など)があるのでそれらのバランスを整えることも大切です。
- 「なぜからだ(例えば坐骨神経)にそんなに負担がかかってしまったのか」を生活・仕事・運動習慣からしっかり評価しないと根本的な解決は難しくなります。そして、これらは人によって違うので1人1人にあった評価を時間をかけてする必要があります。
- 再発しないために日常生活で改善するべきところ、適切なアドバイスやエクササイズは正しい評価があってこそ提供できるようになるものです。
◎OUMIスポーツカイロプラクティックではそれらの評価とアプローチ全てを行うことができます。【カイロプラクティック】・【筋肉のバランスケア】・エクササイズ指導・生活習慣へのアドバイスを含む総合的なアプローチを提供しています。
まずは正しい評価から。
お気軽にご相談ください。
*初回の評価をもとに作成したケアプラン(施術計画書)に沿って、根本解決をサポートします。
*検査結果によっては医療機関の受診・再受診をすすめることもあります。
こんなケースがありました
【ケース1:60代・男性・市民ランナー】
➡レース中に左脚に違和感を感じ、次の日にしびれへと変わったとのことで来院。仙腸関節と大腿骨の動きが良くなかったので、アジャストメントを行ったところしびれが大分治まりました。お仕事がデスクワークということで、お尻周辺の筋肉のバランスが崩れていたのでリリースを行い、ホームエクササイズをやってもらうことで通常のランニングに戻ることができました。
*運動習慣と生活習慣の両方を見直すことが大切です。
*ケースは随時更新・追加していきます。
*効果には個人差があり、上記のケースは結果を保証するものではありません。
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参考文献:
- Hyde TE and Gengenbach MS (2007). Conservative Management of Sports Injuries 2nd Edition. Burlington, MA: Jones & Bartlett Learning.
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