"I see dead people..."
シックスセンスという映画のワンシーンで、ハーレイ・ジョエル・オスメント君演じるコール君が「死者が見える。」と言った有名なシーンです。
覚えている人は覚えているでしょうか笑。懐かしいですね。
人間にとっての第6感って何でしょうか?
5感を超越するもの・霊感・直感・超能力の1つなどと一般的には言われるようです。
5感というのは「視覚・味覚・触覚・聴覚・嗅覚」の5つの感覚を意味しています。
そして第6感としての「からだの状態・動きを感じる感覚」という考え方があります。
*これはそう決まっている、科学的に証明されているわけではなくて、あくまでそうだったら面白いくらいに受けとってもらえれば大丈夫です。
米国にDan Murphyというドクターオブカイロプラクティックの方がいるのですが、これは彼の講義を以前受けた際に彼が言っていたことで、自分にとってとても心に残る言葉でした。
*参考までにこの感覚は専門的に言うと固有受容感覚(=Proprioception)というもののことを表しています。
要は関節や筋肉の状態・動きなどを感じる感覚のことです。
人間は目で直接見ていなくても、からだの各部位、関節や筋肉が今どのような状態にあるのかを知ることができます。
今、自分の肘が曲がっているか・膝が伸びているかというのは見なくてもなんとなくわかりますよね。それはこの感覚があるからです。
関節や筋肉がどんな状態にあるのかしっかりと把握しておくのって大事そうですよね。この感覚はもちろん脊椎・背骨部分にもあって、背骨1つ1つの動きを把握できるようにしています。
昔のケガや悪い姿勢などによってこれらの感覚が鈍ってしまうことがあります。運動不足やデスクワークなどが続くことでも、脊椎の動きがかたくなり、同じように感覚が鈍ってしまうことがあります。
そういった場所にカイロプラクティックアジャストメントを行うことで、感覚をより研ぎ澄ます手助けができるわけです。もちろんその他の運動も有効ですが。
人間の第6感にアプローチするカイロプラクティック。なかなか素敵ではないでしょうか。
余談ですが
専門的になりますが、この感覚は
- 椎間板
- 椎間関節
- 脊椎間の靭帯(棘上靭帯、棘間靭帯、横突起靭帯など)
- 筋紡錘
などにある為、脊椎の動きを良くしておくということがとても大事なことがわかります。
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